名物看板女将の徒然日記

アメリカ35年在住の名物看板女将も癌発覚で只今闘病中

じゃぱレス女将の徒然日記

毎週月曜日はうちの店も定休日。この休みの日は私の病院等での治療関係に当てている。今日も2週間に一度のキモセラピー(抗がん化学療法)の日だった。
ところでこの[毎週月曜日が定休日]って亜米利加においてオーナーが日本人か??否か?の目安になるって知ってる?それは何故か? 大体月曜日っていうのは一週間のうちでも一番暇だし、ちゃんとしたものをお客様に提供するには仕込みに掛ける時間も必要だし、身体を労ってお休みにする時間も必要だ。一昔前日本食ブームでじゃぱレスがどんどんオープンしたが、そのほとんどが年中無休のチャイニーズまたは韓国人のオーナーばかり。私達の店をオープンした時も一見さん(初めてきたお客さん)は興味津々だった。周りは食べ放題とか50%offって言うのばかりだったからあの店の方が安いの何のって。でもうちの店は本物のじゃパレスなんだよ!そんな変なところと比べられるのは迷惑なんだよ!値段設定も品質重視、自分達が食べたいクオリティの高い美味しい物しか出さず、原価割れするようなメニュー価格には絶対しなかった。それを貫き徹した結果、お陰様でコロナ禍にもめげず、せっかく食べるんだったら美味しいものをというたくさんの常連さんに支えられ繁盛店と言われるほどにまで成長してくれた。子供の居ない私達夫婦にとってうちの店は子供のようなもので本当に有難い事である。