名物看板女将の徒然日記

アメリカ35年在住の名物看板女将も癌発覚で只今闘病中

ルネッサンス計画~人は何の為に働くのか?

一昔前までは一生懸命働いてお金を稼いで、一生懸命お金を貯めて生きるためだった。それが今や経済的にも安定して豊かな国になった。それなのに何故か皆将来に不安を感じて生きてる。老後は貯蓄額は2000万ないと暮らしていけないとか.....。その挙げ句に今まで身を粉にして一生懸命働いてきたのに年金制度改革だとかなんとかで年金としてもらえるお金はこれっぽっち? 一体今まで何だったの?と思わずにはいられない。それでいて、いざ「はい!どうぞ貴方が一生懸命働いて貯めたお金、好きなようにお使い下さい」って言われても勿体ないって使えない.....。でもそういう私だってつい最近まではそんな考えだった。だけどね、こんな病気になって大袈裟に言えば明日もわからないこの命。一生懸命お金を貯めて自分がやりたいことも我慢して、食べたいものも我慢して、そこまでしてでも、死んでしまったら何も残らないんだよ。墓場までお金を持っていけないんだよ。一生懸命貯めたお金だって何の価値もないんだよね。ってことに気がついた。

ところで、"地獄の沙汰も金次第“.....って言葉あるけど実はこれって間違った使い方されてるって知ってる? この諺の本当の意味って.....

むかしむかし、村で何人もの使用人を雇っていたお金持ちの長者が亡くなりました。そこで山寺の和尚に葬儀を依頼し、和尚が葬儀の準備をしていたところ、亡くなったその長者が地獄に墜ちていく光景が眼に浮かんだそうです。和尚は小僧を急いで呼び寄せ、長者の持っていた富(資産)を急いで村人に分け与えるよう遺族に伝えなさいと伝言をしました。伝言を聞いた長者の遺族は「地獄へ墜ちては大変だ!」とばかりに、急いで富を村人に分け与えたところ、村人は豊かになり、長者の地獄行きの沙汰は変更された、という話。先に書いた話、エピソードからわかる通り「地獄の沙汰も金次第」という言葉の意味は「大きな富を持つ人間は守銭奴となってお金に固執するのではなく、世の中のためにお金を使って徳を積みなさい」ということ。一般的に世間で使われているのとは全く違うね!

だから私も自分で稼いだお金は葬式費用くらいは残すけど、あとは全部自分にご褒美で自己投資に使うことに決めたの。お金は天下の賜り物。お金って使うためにあるんだよ~。そしてもしその選択チョイスが正しいとすれば事は何でもスムーズに運んでいくの。

あとは自分が正しい行いをして徳を積んでいけば自然と人は集まるし、自分も他のひとも幸せになれるんだ!

さて、私に残された時間ってあとどのくらいあるのかわからないけど私の理想のルネッサンス計画早く実現するといいな~

それまで私も出来る限りの事をやっていくつもり!皆さんからのご意見等お待ちしております!応援して下さいね!